旧文明の一大事件である「黙示録の生贄」を発生させ、旧文明を滅ぼした張本人たちである第二の波ことセカンドウェーブの名を冠するテロ組織であり、現在の組織は南方人民の思想組織を母体とした武装コミュニティーである。

活動内容の相違から名を冠するだけであって旧文明のセカンドウェーブとは関係ないと思われがちだが、現在の主要人物達は旧文明時代の主要人物であるブラウン一族と関係のある人物がそろっているようであり、必ずしも無関係とは言い切れない。

当記事では旧文明時代と現行組織と比べて紹介する。

装備品



概要

旧文明時代に存在した第二の波と言うのは第三帝国を離脱したブラウンを創始者としたテロ組織であり、国際的に活動範囲を持っていた事から社会現象にまでなった。主に
1文化、言語はては人種さえも超越した超国家の建国
2国境及び国家と言う概念の撤廃
を目標として掲げており、恒久的に続く平和を追い求めていたとされる。しかし活動は拉致、爆破やミサイル攻撃といったテロ行為を行っており、戦争を行っていた軍双方に武器や物資を密輸するなど、どう考えても平和とは程遠いむしろ無秩序な事態を助長するかのような行動が目立っていた。
戦争を行っていた国双方に武器を供給していたのは強大になりすぎた国家が共倒れすることを望んでいたようであり、内乱や小国同士の紛争等には一切加担してなかったとされている。(と言う情報も後述の活動内容からして、もはや怪しいが)

現在存在する同名の武装コミュニティーは旧文明が掲げていた超国家の建国という目標を掲げているのかどうかに関しては不明であるが、戦争国双方に武器を供給して莫大な利益を得ているようである。
その利益は自給自足の兵器開発を行うことに使用されているようだ。
その兵器で何かをしようとしている事は確かなのだが、何をしようとしているのかは不明。

戦力

一介のテロ組織としてはありえない豊富すぎる戦力を保持している。
空母を含めた艦船14隻と世界各国に秘密基地が少なくとも6個存在し、保有していた航空機と車両の数はそこを知れない。
有志を持つ世界各国の軍人を引き抜く事によって、その際に得られる兵器を供給源にしていた、所謂パラサイト組織であったとされているが、前述のとおり兵器を自給自足する能力があり、必ずしも各国軍の兵器を引き抜く事に依存していたわけではなかった。むしろ保有戦力の八割以上が自給自足された兵器であり、パラサイト組織であったと言う見解は間違いであると言える。

少数精鋭をモットーとしていたようであり、自爆と言った決死行動は認められていなかった。
しかし脱走者に対しては容赦ない行動が目立ち、組織から離れようようする人間は抹殺されるか無謀な戦闘にかり出されていた。


現行組織もやはり自給自足を行っている。旧文明時代にはスポンサーの存在が明らかになっていたが、
現行組織を支援する組織があるかどうかは現在は不明。だが装備品を自給自足出来ると言う事から今回も支援者がいるとみるのが妥当であると言えよう。

主要人物

ラインナー・ブラウン
元第3帝国空軍所属の軍人。
第57航空隊所属の飛行兵とされ、エース部隊サラマンダー隊の隊長であった。
アレス共和国という第3帝国の対立国との戦争中、失踪。公式には戦死とされていた。
その失踪から3年後にThe second waveの設立をジャックした電波を通して宣言した。
黙示録の生贄の始まりである第3帝国の内乱の誘発させた後、その内乱を指揮した。
その最中に戦死。遺体が第3帝国軍によって確保された。

パーヴェル・クロフォード
元ルージア航空会社副社長。
数々の傑作機を手がけ、ルージア航空科学の基礎を固めた人物であったが、
彼がどのような思いを胸にThe second waveに参加したのかは謎である。
ルージア国内の情勢に詳しかったようであり、彼の存在がテロ行動の成功に繋がったと見てもいいだろう。


クロスロード・ブラウン
現The-second-wave元帥。ブラウン一族の何代目かは不明である。
今のところは目立った活動は行っていないようだが………?

フレイア・E・アルテミア
ヴァルキリー隊のトップ。女性である。
クロスロードの一人娘とか元某国の軍人とか色々な憶測が飛び交っているが、
人物については不明な点が多い。
各地の空軍に身を置くヴァルキリー達に直接命令を下すのは彼女のようだが…?