最高速度 M3,2
上昇限度 7,000m
航続距離 12,000km
(但し惰性飛行距離を含む)
フルアフターバーナーシステム
核搭載能力有
ステルス性能保持
20mmバルカン
各種AAM及びAGM
対地識別ミサイル
高軌道ミサイル
又は最大搭載量までの各種爆弾
YSW−BB
先行試作機。2機製作され、1機は空気摩擦で焼失。

TSW-001Aブラックバード
正式採用されたタイプ。大量生産され、各国に多く飛来したが、使用者は少なかった。

TSW-001SS
「ウェーブ・オブ・ブラックバード」こと島田哲也専用機。
SSとはShimada Specialの略。
最高速度の強化及びフライトバイワイヤ、フライトバイライトの更新が成されている。当形式が後継機であるブラックデーモンの開発の基盤となった。

TSW-006ブラックデーモン
当機の改良型。別項(近日公開)を参照

ウェーブ・オブ・ブラックバードこと島田哲也専用機として開発され、量産型が武装コミュニティーThe Second Waveで多用された。
速度を利用した一撃離脱を戦闘スタイルとする島田のニーズに合わせて最高速度と高速度領域における機動性を重視した設計となっている。
しかし速度を利用した一撃離脱という戦闘スタイルそのものがFt-4登場辺りの時期の空戦における基本戦術であったため、外見は若干旧式機を思わせる形状をしている。

空気摩擦によって摂氏300℃まで達する超音速飛行による空中焼失を防ぐために機体素材はチタンが80%を占める。また、超音速飛行中に発生する高熱吸収の為に例外無く黒色をしている。
最高速度向上のため、機体形状はもとよりエンジンにも工夫が取り入れられている。
アフターバーナー展開中にエンジン馬力と出力を倍化させる補助バーナーを展開することによって高速度を得られる。このシステムをフルアフターバーナーシステムと呼び、後々のエンジン開発の基礎にもなった。
また、音速の三倍で飛行中にも中型戦闘機並の機動が可能であり、当機にはいまだに未知のテクノロジーが数多く秘められている

改良された島田専用機のほかに量産型のA型が存在するが、当機は高速飛行中の機動性を重視した設計となっており、低速時の安定性は想像を絶する劣悪さを誇っている。
いかにして音速の三倍まで速度を引っ張れるかが当機を運用する上でのキーであり、そこまで旧加速すればGの脅威は避けては通れない。
その通常の制空戦闘機の倍以上負荷されるGの存在や、操縦性等から安定した運用が難しく、
大きく乗り手を選ぶ戦闘機となっている。その為、島田以外のセカンドウェーブ構成員は当機よりもむしろ安定性を重視した各国の主力戦闘機を好む傾向が強かったようだ。